幻の国、満洲

uduki-2492008-04-19

耐えがたきを耐え偲びがたきを偲び「欲しがりません勝つまでは」と歌った事が昨日の事のように思い出されます。
先日、独立行政法人平和祈念事業特別基金から大戦の慰藉の念としたうえで銀杯が贈られて来ました。

        
    
桐箱に入った直径12センチの銀杯です。昨年の5月に請求したにも関わらず9月になっても来ないので督促状を出しましたらもう、2・3ヶ月待ってと返信が有り待つ事半年。友人にお知らせした方はとっくに来たのに私は資格が無いのかと諦めて居ましたら先輩がもう一度、督促してみよ。と仰られ3月始めに督促しましたらやっと届いたのが上の銀杯です。
痺れが切れる程待った甲斐が有り中々良いものでした。満洲に置いて来た財産が、どれ程有ったか知る由も有りませんが今のお金にすればおそらく何億だったのでは?その代償と言えるものでも無いでしょうが有り難くお受け致しました。
     思い出の写真を日記へも残しておきたいです。                                                                                                                     
     
          
 
        
      上の写真は新聞記者が撮ったものだそうで奉天神社です。
        

   
上は満洲、最後の写真で4年終了の写真です。先生は健在で同窓会には何時も出席されてます。
小さい頃の私は病弱で痩せて愛嬌の無い子でした。

両親も逝き兄も30歳の若さで結核で逝き後は弟と後に生まれた妹だけになりました。

この銀杯の事をお知らせ下さったメル友さんや、先輩がこのブログをご覧になってたら、あつくお礼を申します。有り難うございました。

☆ 書状の中の慰藉は(いしゃ)と読み「竹かんむり」にすると慰籍(いせき)となり辞書を引いて彼是、検索して彼是、勉強になりました。結局、慰めいたわる。同情して慰める。と言う事で落ち着きました。慰謝と書いて有ればすぐ解るものを!慰藉なんて字は滅多に見た事が無いので戸惑いました。余談でしたかしら?