古筆の臨書

高野切(こうやぎれ)第一種

この古筆の一部が高野山に有ったことからこの名が付けられました。それの臨書が終わりました。紀貫之の字を真似て似せて書くのが臨書です。書き始めは何て難しいことかと投げ出したくなりましたが最後には慣れて紀貫之の気分になったのが不思議でした。
 
         巻物で長く全部載せるのは無理なので最初の一部です。   

        

            暑中見舞いです   不如帰声よこたふや水の上
   不如帰は時期外れかも。水の上が涼しそうな俳句だったので書いてみました。
        
 
         朝顔のさまざま色を尽くすかな  子規
         夕かげや連にはぐれて鳴くかはず 一茶