4月6日金沢文庫から八景島へ

さくら満開の陽気に誘われ広重の浮世絵、金沢八景が見たく金沢文庫へ行きました。称名寺も同じ場所なのが嬉しい。
八景のうち三景をスキャンしました。

瀬戸秋月

よるなみの瀬戸の秋月小夜ふけて千里のおきにすめる月かげ

稱名晩鐘
はるけしな山の名におふかね沢の霧よりもるヾ入あひの声

平瀉落雁

跡とむる真砂にもしの数そへてしほの干潟に落る雁かね
金沢文庫にて


金沢文庫から称名寺に行く遂道。トンネルの中には八景の絵が有りました。

称名寺、本堂と鐘楼。現在　橋の架けかえ工事中でした。前は太鼓橋だったようですがどちらが良いでしょうか。

赤門脇の源平枝垂れ桃

称名寺から八景島に行きました。人工島の八景シーパラダイスに変身。往時の面影を偲ぶよすがも有りませんが強いて探せば沖合いの島でしょうか。歌川広重が描いた風景の一つがこれだったのかと思われる風景でした。



干潟落雁の絵にも有るように今でも潮干狩りが楽しめるようです。橋の上を三々五々バケツに収穫のアサリを入れて持ち帰って居ました。全部、埋め立てられたのでは自然の楽しみが無くなっちやうよね。